■相続税
相続税は、相続によって得た財産が控除額を超えると課税されます。相続財産には、不動産や動産、車、銀行預金、有価証券などの財産のほか、借地権や借金といった被相続人の権利義務が含まれます。また、死亡保険金や死亡退職金なども「みなし相続財産」として課税対象になります。
不動産の評価額は、土地の種類や面積によって計算されます。
控除額は、基礎控除とその他の特別控除によって決定します。基礎控除額は、以下の式で計算できます。
基礎控除額=3000万円+600万円×法定相続人の数
特別控除は、ある条件を満たすことで認められる控除です。代表的なものとして、小規模宅地等の特例があります。
相続税の額は、相続した財産の総額から控除額を差し引いた分に税率をかけることで算出されます。相続額が控除額に満たない場合は、相続税は課税されません。
相続税の額=(相続財産の総額-控除額)×税率
■登録免許税
不動産を相続したときは、すみやかに相続登記を行う必要があります。相続登記の申請のときにかかるのが、登録免許税です。その額は、固定資産評価額の1000分の4と定められています。
星屋会計事務所では、大阪市東淀川区を中心に大阪・兵庫・京都で税務相談を承っております。相続の手続きや相続税対策、遺留分減殺請求、遺産分割など、相続問題でお困りの方はお気軽にご相談ください。「お客様第一」をモットーに対応させていただきます。
不動産を相続した場合にかかる税金
星屋会計事務所が提供する基礎知識
-
遺言書の作成
民法上の法制度のいう遺言とは、死後の法律関係を定める故人の最終意思の表示をいいます。遺言は民法の定めた...
-
確定申告
確定申告とは、個人が該当年の1月1日から12月31日までの間の収入から経費や所得控除の額を差し引いて...
-
節税
節税とは、法律の範囲内で納税額を軽くする行為のことで、法律を逸脱して納税額を軽くする脱税とは区別されま...
-
定款の電子認証
定款とは、「会社の憲法」とも言え、法人の目的、内部組織、活動についての根本的な規則を記載した書類のこと...
-
会社設立を星屋会計事務...
会社を設立するには、様々な書類の作成や、申請手続きが必要となってきます。 こうした場合に、多くの人は...
-
会社設立手続きに必要な書類
会社を設立する場合、様々な手続きが必要となりますが、その際に各種書類の準備をしておく必要があります。 ...
-
会社設立手続きの流れ
会社を設立する際には、会社名や事業目的等の基本事項、資本金や役員を決定することから始めるのが一般的です...
-
不動産を相続した場合に...
相続税は相続した財産の額に応じて課税されます。したがって、相続税額を計算するには、対象となる財産がどれ...
-
遺留分について
■遺留分とは 遺留分とは、法定相続人に保障された最低限の取り分のことをいいます。 民法では、遺言者は...