■相続税とは
相続税とは、相続財産を一定額以上受け取った人に課される税金のことです。相続財産には、銀行預金などの現金のほか、土地や建物のような不動産、その他全ての財産が含まれます。死亡保険金や死亡退職金、死亡前3年以内の贈与財産は相続財産ではありませんが、これらも「みなし相続財産」として課税対象になります。
相続税は、相続額が「基礎控除額」を上回った部分につき一定の割合で課されます。相続財産の総額が基礎控除額に満たない場合、相続税は課されません。また、状況に応じて「配偶者特別控除」等を利用することにより、さらに控除額を増やすこともできます。
基礎控除額は法定相続人の人数によって決定します。具体的な額は、以下の計算式によって算出されます。
基礎控除額=3,000万円+600万円×法定相続人の数
■相続税対策
相続税を節約するには、相続財産の額を減らすことが有効です。マンションや土地を購入する方法もありますが、運用を間違えるとかえって損になってしまう場合もあります。
そこで、最もよく用いられているのが、生前贈与という方法です。生前贈与とは、文字通り生前からあらかじめ分配を進めておくことを指します。1人に対しての贈与額が年間110万円を超えると贈与税が課税されるため、その額を超えない範囲で毎年贈与します。
ただし、先にも述べた通り、死亡前3年以内の贈与額にはみなし相続財産として課税されるため、注意が必要です。
星屋会計事務所では、大阪市東淀川区を中心に大阪・兵庫・京都で税務相談を承っております。相続の手続きや相続税対策、遺留分減殺請求、遺産分割など、相続問題でお困りの方はお気軽にご相談ください。「お客様第一」をモットーに対応させていただきます。
相続税とは
星屋会計事務所が提供する基礎知識
-
会社設立手続きの流れ
会社を設立する際には、会社名や事業目的等の基本事項、資本金や役員を決定することから始めるのが一般的です...
-
不動産を相続したら管理...
不動産を相続した場合、相続人が不動産の所有権を取得するのと同時に、不動産の管理者としての責任を負うこと...
-
名義変更
■不動産の名義変更 相続による土地建物の名義変更は、 相続登記をすることによって行います。そして相続登...
-
定款とは
定款とは、「会社の憲法」ともいえ、株式会社等の法人の目的、名称、内部組織、活動等に関する根本的な規則を...
-
定款の作成方法
定款とは、法人の目的、内部組織、活動についての根本的な規則を記載したものをいい、会社設立の際には必ず作...
-
行政への許認可申請
許認可申請とは、事業を行う際に、その種類に応じて事前に役所への届出や許可の申請を行うことをいいます。 ...
-
最初に決める事
会社設立時には、会社の基本事項となることを決定し、定款に記載しなければなりません。 これらの事項は会社...
-
不動産を相続した場合に...
相続税は相続した財産の額に応じて課税されます。したがって、相続税額を計算するには、対象となる財産がどれ...
-
相続対策で不動産の相続...
相続税は、相続した財産が多ければ多いほど高くなっていきます。したがって、相続財産の総額を下げることがで...