事業を運営していく上で、資金調達の問題は必ずついて回ります。特に、起業して間もない頃は、社会的信用が高くない場合が多いため、資金調達には苦労する傾向にあります。資金調達の方法としては、例えば次のようなものがあります。
■知人等からの借り入れ
1つは、友人や親族から借りる方法です。この方法の場合、条件が比較的自由に設定できるというメリットはありますが、人間関係がこじれると、トラブルの原因になるというデメリットもあります。特に、親族にお金を借りる場合は、関係がこじれた場合、相続などにも影響してくる恐れがあります。
■銀行等からの借り入れ
銀行から融資を受ける方法です。この方法は、事業主が資金調達をする際に最もメジャーな方法といえ、条件が固まっており、安全な資金調達手段といえます。ただし、銀行もできるだけ返済が確実なところにお金を貸したがるため、創業期の企業などは厳しくなってしまいます。そうしたときは、日本政策金融公庫や信用保証協会の創業融資制度を活用することが考えられます。これらの制度は、創業期の企業や個人事業主に対して、破格の条件で融資をするものです。ただし、しっかりとした対策をしないと融資が下りる可能性が低くなったり、条件が悪くなる可能性があるため、注意が必要です。
■個人投資家やエンジェル投資家からの借り入れ
個人投資家やエンジェル投資家から出資を受ける方法もあります。この方法であれば、上記の2つの方法と異なり、返済が不要なため、元金返済や金利などを気にする必要がありません。ただし、株式を売却して投資を受けるため、投資家が経営に関与する可能性もあります。この方法と類似の方法では、ベンチャーキャピタルから投資を受ける方法もあります。
■補助金・助成金の活用
上記以外の方法としては、補助金や助成金を活用する方法があります。助成金については要件を満たせば、受給可能なものが多いですが、補助金の場合は、事業計画や使途を明確にしないと審査を通過できないものが多い傾向にあります。この方法の場合は、返済の必要がないばかりか、他社の干渉もないというメリットがあります。
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