経理は、事業を営む個人事業や法人にとっては避けては通れない重要な業務です。特に、決算業務は経理の中で最も重要な仕事であるといえます。
そもそも、決算業務とは、決算書を作成する業務のことをいいます。その決算書を基に、法人税や消費税の計算、申告を行ったり、その決算書を基に監査や株主総会が行われるため、経営上、非常に重要な業務であるといえます。
決算業務は、①決算高の確定、②税金の確定、③決算書の作成という手順で進んでいきます。
①決算高の確定
決算高の確定では、各勘定科目の残高が実際の残高と一致しているかを確認する作業を行います。この業務の終了後に、勘定科目内訳証明という文書を作成します。これは、それぞれの勘定科目についての内訳明細を示したもので、法人税申告時の提出書類にもなります。
②税金の確定
税金の計算では、まず消費税から計算を行います。消費税は、仮受消費税から仮払消費税を差し引いて未払消費税を計算し、その額を決算書に計上します。また、法人税の計算も行いますが、計算に必要な知識の専門性が高いため、外部の専門家に依頼するケースが多いです。
③決算書の作成
決算書の作成では、上記の手順を踏んで確定した残高をまとめ、貸借対照表や損益計算表、製造原価報告書などといった書類を、法令で定められた書式に基づいて作成していきます。
こうした、経理、決算作業は、会計などの専門知識が必須となるため、税理士などの専門家にお任せください。
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