相続対策で不動産の相続税評価は下げるとこが可能

相続税は、相続した財産が多ければ多いほど高くなっていきます。したがって、相続財産の総額を下げることができれば、相続税を節約することができます。ここで、不動産の相続税評価の計算方法を見ていきましょう。

まず、建造物などのないまっさらな土地は、路線価により評価します。路線価のない土地については、固定資産税評価額に国に定められた倍数をかけます。一方、貸家の場合は、以下のように評価額を計算します。

まっさらな土地の評価額=路線価
貸家の評価額=路線価-(路線価×借地権割合×借家権割合×賃貸割合)

つまり、貸家の敷地は、まっさらな状態の土地と比べて評価額が低くなります。土地を放置するのではなく、貸家を建てて賃貸することによって、賃貸による収益と相続税の節約が見込めるのです。建物を建てるという方法には、「小規模宅地等の特例」を適用できるというメリットもあります。

星屋会計事務所では、大阪市東淀川区を中心に大阪・兵庫・京都で税務相談を承っております。相続の手続きや相続税対策、遺留分減殺請求、遺産分割など、相続問題でお困りの方はお気軽にご相談ください。「お客様第一」をモットーに対応させていただきます。